睡眠教育とは?
ママが抱っこやおんぶをしながら、または授乳をしながら寝かしつけるのではなく、
赤ちゃんが一人で眠れるよう習慣付けてあげる教育のことです。
睡眠教育を行っていない場合は、基本的に赤ちゃんが泣くと、抱っこをしてあげて、泣き止んでからベッドに寝かせてあげます。
そして赤ちゃんが泣くたびにこのようなパターンを繰り返します。
睡眠教育を通して赤ちゃんが横になって眠ることを覚えると、睡眠時間中に泣いたり抱っこをねだる時間が短くなります。
睡眠教育をする理由
赤ちゃんは慣れた習慣を好むため、一度抱っこをされながら眠る習慣ができると、ママは抱っこをするしかなくなってしまいます。
早く眠ってくれるほど他のことができるママは、赤ちゃんが眠らないとストレスを感じるしかありません。
更に大きな問題は、初めは誰の抱っこでも眠っていた赤ちゃんが、ママ以外の抱っこでは眠らなくなり
その次は抱っこをして子守唄を歌わないと眠らないなど、どんどん条件が増えていってしまうことです。
こうなると、どんどん重くなる赤ちゃんの体重に耐えられなくなるのはもちろん、精神的にも疲れてしまいます。
睡眠習慣は夜間授乳にも影響を与えます。早ければ100日頃、
大体は4か月を過ぎると、赤ちゃんの睡眠時間は5時間程まで延び、次第に夜から朝まで眠るようになります。
睡眠教育が順調に進むと、夜間授乳の必要な期間が短くなり、6か月ごろにやめることを推奨されている
夜間授乳も簡単にやめることができるようになります。
睡眠教育の時期
専門家によると、早ければ生後6~8週間頃から開始し、4か月にはある程度定着しているべきと言われています。
生後3ヶ月を過ぎた頃から昼夜を区別することができ、4~5か月頃からは声の変化や
知らない人などを認識する時期で、眠る方法の変化をやはり敏感に受け取ることができるためです。
2~3ヶ月ほどで習慣として抱っこされながら眠る癖がついた赤ちゃんは、ベッドで眠ることが難しくなります。
したがって、睡眠教育は4か月前に始めることが良いとされています。
【ネントレ特集】2.睡眠教育の方法について