【アトピー性皮膚炎について】
赤ちゃんお育てになっているママ達のお悩みの一つ
アトピー性皮膚炎
「昔は、アトピー性皮膚炎って聞いたことが無い」という声も聞きます。
それ程、現代社会でより多く発生するようになったという事ですよね。
その為、現代病 と表現されることもあります。
今、本当に多くのお子様たちが【アトピー性皮膚炎】で、とても辛い思いをされています。
これは韓国の統計になりますが、およそ6.6人に1人がアトピー性皮膚炎にかかっているそうです。
そこで、アトピー性皮膚炎がどのような病気なのかについて
お話したいと思います。
アトピー性皮膚炎とは一体どういう病気なのでしょうか
遺伝的な影響もあると言われていますが、殆どの場合、環境的な要因が重要なようです。
アトピー性皮膚炎に関する環境的な要因としては、
寒く乾燥した気候・都市化・汚染された環境・毒性物質などがあげられます。
アトピー性皮膚炎は、痒みから始まり、発疹、湿疹
斑点・炎症と徐々に症状が悪化していきます。主に生後2~3ヵ月から2歳までの間に発症すると言われています。
症状としては体の部位は、主に顔、頭、胴体の部分が赤くなり、深刻な場合、湿疹ができてしまったり、
かさぶたが出来てしまう様な急性湿疹が出てしまう場合もあります。
本当に怖いですよね。
私の赤ちゃんは大丈夫かどうか心配ですよね?
チェックをしてみましょう
チェックのポイント |
〇家族の中にアレルギー体質、もしくはアトピー性皮膚炎を患った人がいる。
〇高熱を出したことがある。
〇痒みによって、寝ることもままならない。
飲食後、または薬を飲んだ後に、痒みを訴えたり、皮膚に発疹ができる場合がある。
〇腹痛があり、よく下痢をする
〇体中に赤い発疹がある。
〇汗をかくと痒がる
〇手や足に湿疹が出やすく、他の皮膚炎もよく生じる。
〇皮膚が乾燥して荒れてしまい、白くカサカサな状態になってしまう。
〇かきむしって生じた傷が痣になってしまう。
〇オデコや頬の皮膚が赤く腫れあがってしまう。
〇寝ているときに、布団に顔を擦り付けている。
〇皮膚が赤く腫れる。
〇目の周りが赤く腫れることが多く、目の下が黒い。
耳たぶが湿疹で切れてしまう
〇鼻をよく撫でまわし、鼻の下が赤くなる。
〇唾液であご周りが赤くなっている。
〇お尻や足の付け根の皮膚が腫れている。
〇服を脱がせると、胸の部分をよくかきむしる。
顔が全体的に腫れていて、むくんでいる感じになる。
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では、チェックをしてみましょう!
上の項目の中から
【1~5項目 該当する】
重症ではありませんが、アトピー性皮膚炎の症状がみられます。
これ以上悪くならない様に、皮膚の保湿、食習慣等 生活管理を徹底し
予防に努めましょう!もし他の症状も見られるようになった時には直ぐに病院に行きましょう。
【6~10項目 該当する】
アトピー性皮膚炎の症状が出始めている状態ですが、初期段階と言えます。
飲食や環境によってアレルギーが起きやすい要素を取り除けば、治療が可能です。
専門医の正確な診断と相談を受ける様にして下さい。
【11項目以上該当する】
アトピー性皮膚炎がかなり進行している状態ですので、直ぐに病院に行きましょう。
正確な原因を突き止め、適正な治療を受け、生活環境を改善する必要がある状態です。
定期的な治療が必要ですので、大変ですが、強い忍耐力を持って管理を怠らない様にして下さい。
【赤ちゃんの皮膚管理のために】
アトピー性皮膚炎は伝染病ではありません!
この病気は根本的に免疫体系の以上から発症するため、
細菌感染及び伝染するような事は絶対にありません。
第一に重要なのは、食習慣です!
しかし、食習慣が重要だかと言って、無条件飲食を制限するのは良くない事だと言われています。
アトピー性皮膚炎を患っている子供たちに、成長不振がみられる場合があると言います。
これは、飲食をあまりにも厳しく制限した事が原因です。
もちろん、健康な子供にも体に良くない食品添加物が多く入っているインスタント食品や
加工食品は避ける必要がありますが、卵・牛乳・豆のようなアトピー性皮膚炎に
アレルギー症状が出てしまう可能性がある食品でも、身体の成長に役立つ飲食は
無条件制限するのではなく、専門家と相談をしながら、メニュー構成を考える必要があると言われています。
アトピー性皮膚炎を患っている子供達の食事に最適と言われているのは
無農薬野菜や天然の材料で作った食事です。
化学調味料の代わりに、昆布・エビ・煮干し等の
天然の調味料を準備しておくと良いでしょう!
ママ達の愛情がたっぷりと込められた管理と真心で
赤ちゃんをアトピー性皮膚炎から守ってあげて下さい!