今日は育児・家事に追われているママに~自分の身体もケアしましょう~!!
その4 産後にママがすべき身体ケア
とは言っても~自分の身体をケアする時間なんてない!
と思っているママさんへ
『その1』では、産後のママ達の身体の変化について、『その2』では、『産後ママの身体のケア:体のむくみをとる方法』についてその3では『産後ママの身体のケア:産後ダイエット・骨盤矯正』についてお話しました。今回は『産後ママがやりたい事・いつからこれできる?』について探っていきたいと思います!
何故産後のケアが必要か
ママが、自分自身をケアすることによって、子育ても余裕をもってすることが出来るうえ、その後のママ自身にも大きく関わってくる問題なので、産後のケアはとても重要なのです。
『赤ちゃんを産んだら、楽になれると思っていたのに・・・ボロボロだわ』
『赤ちゃんが生まれたら、好きなお洋服とかオシャレがまた出来ると思ったのに…無理』
『早くお風呂でゆっくり疲れをとりたい~』
『髪型何とかしたい~』等々、育児に追われているママの悩みは尽きません。
今回は、産後にままがやりたい事・いつからできるのか見てみましょう!
ママが産後にやりたい事・いつからできるの~?
ママが産後にやりたい事
うつ伏せで寝る
多くのママが『うつ伏せでゴロゴロ寝たい!』と真っ先に言うでしょう!10か月もの間、うつ伏せになることも許されなかったママ。何も気にせず『うつ伏せになって寝たい~』と思って当然ですよね!でも産後直ぐのうつ伏せ寝は注意が必要です。
①おっぱいが張っているので急にうつ伏せになると圧迫感や激痛を感じるママもいます。
②帝王切開でのご出産の場合は、傷が癒えていないので、うつ伏せで寝て傷が痛むのが心配でうつ伏せになれない。という方もいらっしゃいます。
でも、徐々に体調も落ち着いてきますから、安心してうつ伏せになって寝ることもできるようになります。うつ伏せになりながら赤ちゃんの顔を見てみてください!とっても『幸せ』な気分になれるはずですよ!
お風呂でゆっくりしたい
出産後、ママが妊娠前の普通の生活にすぐに戻れるわけではありません。
お風呂もそうです。産褥期は体が完全に回復した状態ではないので、
産後しばらくは湯船につかることが出来ないのです。
産後直後は、子宮が開いている状態なので、
湯船につかったりすると子宮口から細菌が体内に入り、
子宮内で感染症を起こす危険があるのです。
同様に帝王切開でご出産された方も、傷口から細菌感染する可能性があります。
出産という大きなお仕事を終えた後、ママの身体の免疫力は
低下しているので、細菌感染によって熱が出たりすることもあります。
一般的には産後3~4週間後位で入浴=浴槽に浸かっても大丈夫だと言われています。
入浴が出来るようになる時期は、ママの体調によって人それぞれの
場合がありますので、かかりつけのお医者さんと
相談して先生の指示に従う事をお勧めします。
※シャワーは産後2~3日で許可が出ますが、
自己判断はせず必ず医師の指示に従いましょう!
またシャワーの際はなるべく短時間でぬるめのお湯で
水圧を下げて浴びる様にして下さい。
美容院に行きたい~!
赤ちゃんの育児が始まると毎日が慌ただしく、
産後は美容院に行く機会も時間もなかなかないですよね!
それでも何とか赤ちゃんを預かってもらい美容院に行ってみたいですよね!
薬剤による母乳への影響等が気になる方は、
出産から6か月間はパーマやカラーは我慢して
カットだけを済ませるというのも一つの手です。
美容院に行ける目安
悪露や会陰切開の傷が落ち着いて、長時間座っていても問題が無い場合
赤ちゃんの授乳感覚が3時間以上空いている。
産後1ヶ月検診が済み、ママの体調が安定している状態
かかりつけの医師から産後の美容室の許可が下りている
おしゃれがしたい~!
妊娠中は、オシャレに気をつかう時間も余裕もありませんよね!でも育児の間はなかなか簡単にはオシャレに気をつかうこともできません。でも、お金をかけなくても少しの工夫で、オシャレ気分を味わえることもあります。産後のママさんの年齢等にもよりますが、産後のママさん達がどんなオシャレをしているのか、少し見てみましょう!
産後一年間は授乳しなくてはならないので、やむを得ず、授乳ケープを使って授乳することもあると思います。そんなとき、おっぱいだけをサッと取り出せる服だと楽ですよね。ネットなどで、比較的お安い授乳用トップスなども販売していますので、ご参考になさってくださいね!
また、産後直ぐにお腹が元通りになるわけではありません。
産後も子宮が伸びきった状態です。1か月ぐらいでお腹もやっと戻ってきますし、体重も落ちてきます。しかし、産前のボディラインにはなかなか戻りません!
逆にストレスで食べ過ぎて太ってしまう人もいます。
授乳していたら食べないダイエットはなかなかできませんので、体の収縮に合わせて伸び縮みするゴムウエストが人気の様です。
ネイルがしたい~!
産後はファッションやメイク、美容室へ行ってカラーカットといった、美容を楽しむママが多い反面、やはりネイルに関しては、いくら好きでも不安を覚えるママが多いようです。長い爪で料理を作るのには雑菌の心配がありますし、肌の弱い赤ちゃんを引っ掻いてしまったりするなど、赤ちゃんへの影響も考えられます。
また、ママの指は赤ちゃんが舐めてしまうこともあり、ネイルに使用されている成分が赤ちゃんの体へ直接入ってしまう恐れもあります。その為、いつかは再開したいけど赤ちゃんのことを考えると、産後もネイルは我慢する傾向があるようです。赤ちゃんへの影響が心配なだけでなく、ネイルにかける時間がないというママもいます。
ただ、ママがネイルをするなら妊娠前のネイルとは異なるポイントを押さえることが大切です。ママネイルのポイントは以下の通り。ネイルをそろそろ再開したいな、と考えているママは参考にしてみて下さいね。
ポイント
爪は短く
爪が長いと雑菌が入ったり赤ちゃんの肌を傷つけてしまったり、育児や家事で不便が多くなります。またセルフネイルだと、直ぐに落ちてしまったりするので、
できればジェルネイルをするようにしましょう。
フットネイルを楽しむ
どんなにシンプルなネイルをしていても、子育て中は赤ちゃんへのリスクもあります。また、時間のことも考えると、ネイルサロンに定期的に通うのも周りの協力がなければ産後すぐには難しいといえるでしょう。それでもネイルをしたい、
というママの中にはフットネイルを楽しむママもいるようです。
※除光液等を使用する際は、赤ちゃんから離れた場所で換気を充分にして使いましょう!
オシャレもママのケアです
赤ちゃんが最優先となる産後は、自分のことが後回しになってしまうママがほとんどです。しかし、子育てだけの生活はメリハリがなくなり、段々と心が疲れてきてしまいます。
赤ちゃんの健康を考えると、美容やオシャレは後回しにしないといけないかもしれませんが、気分転換は大切です。自分へのご褒美だと思って育児の合間に、ネイルを楽しんでみてはいかがでしょうか?ママがオシャレをしてはいけないことなんて、ないのですから。
妊娠期から色んな事を我慢してきたのですから、
そろそろちょっとしたオシャレから再開してみましょう!
育児とのバランスを考えながら、
少しの工夫で楽しく気分転換出来る事を願っています!